学問・資格

2009年11月 6日 (金)

2009年11月初旬から12月にかけて開催されます研究会、講演会のご案内

2009年11月初旬から12月にかけて開催されます研究会、講演会をご案内致します。多数の先生方のご参加をお待ちいたしております。

心血管疾患発症予防を目指したリスク管理研究会
日時 11月12日(木曜日) 午後7時―9時
会場 ホテル金沢2F(金沢市堀川新町1-1)
講演. 座長 金沢大学内分泌代謝内科准教授 武田仁勇先生
「β遮断剤をいかに使うか?」
金沢大学循環器内科講師 井野秀一先生 
特別講演 座長 金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和
「血管内プラークイメージングに基づく動脈硬化退縮の評価と治療戦略」
日本大学医学部内科学系循環器内科学分野教授 平山篤志先生

循環器疾患治療においては心不全、動脈硬化そして不整脈の管理に焦点が絞られます。この講演会では、「心不全治療としてのβ遮断剤の役割」および「動脈硬化管理におけるスタチン製剤の効果」についての最近の知見をまとめて講演頂くものです。一般臨床医、専門医は勿論のこと、研修医の先生方にも聴講に最適な講演会です。


スタチンシンポジウム
日時 11月13日(金曜日) 午後7時―9時
会場 新潟グランドホテル
講演 座長 新潟大学大学院医歯薬総合研究科循環器学分野 准教授 小玉 誠先生
「心不全患者にとって脂質管理は重要か?」
新潟県立がんセンター新潟病院 内科部長 大倉裕二先生
講演 座長 新潟大学大学院医歯薬総合研究科循環器学分野 教授 相澤義房先生
「日本人における動脈硬化退縮を目指した治療戦略」
金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生

循環器疾患治においての脂質管理の重要性を、心不全、動脈硬化の立場から徹底討論する講演会です。

初期研修医のための循環器ワークショップ。
日時 11月21日(土曜日) 午前11時―午後5時
会場 金沢大学医学部教育棟1階第二会議室
   金沢大学附属病院 超音波検査室

講義 「きっと読める心電図」
講師 金沢大学循環器内科講師 井野秀一先生

講義 「心臓Physical examinationのminimal requirement」
講師 杏林大学医学部循環器内科教授 佐藤 徹先生

講義 「心臓エコー法撮り方の基本」
講師 金沢大学検査部 宮嶋良康先生

主として初期臨床研修医を対象とした恒例のワークショップです。勿論高学年の医学生にも十分理解できる内容となっています。


第19回北陸循環器負荷研究会特別講演
日時 11月28日(土曜日) 午後7時
会場 金沢都ホテル
座長 金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生
「心不全発症・進展における分解系の役割」
講師 大阪大学大学院医学系研究科循環器内科 准教授 大津欣也先生

負荷研究会の一般演題に引き続いて開催されます特別講演です。心不全の発症・進展においての「Autophagy」の概念を実証された大津欣也先生の講演です。循環器専門医、一般臨床医は勿論のこと、研修医の先生方にも聴講に最適な講演会です。


循環器疾患を画像から考える研究会
日時 12月17日(木曜日) 午後7時
会場 金沢ニューグランドホテル
ショートレクチャー
「MRIによる心血管画像診断の進歩」
金沢大学循環器内科 舛田英一先生
特別講演
座長 金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生
「血管内画像法による動脈硬化診断(仮題)」
講師 和歌山県立医科大学循環器内科教授 赤阪隆史先生

循環器疾患の画像診断における最近の進歩を、MRIと血管内画像法から討論する講演会です。特に、赤阪教授のOCTによる動脈硬化可視化の話題提供は聴きものです。循環器専門医、放射線専門医は勿論のこと、一般内科医、研修医の先生方に刺激的な内容となっています。

2009年10月29日 (木)

大家理恵先生(北陸中央病院内分泌代謝内科)の論文

メタボリック症候群に対する新しい考え方として、大家理恵先生(北陸中央病院内分泌代謝内科)の論文が引用されています。

2001年9月に発刊されましたアメリカ心臓協会機関誌Circulationに、国際糖尿病学会、アメリカ合衆国NIH(心肺血液研究所)、アメリカ心臓協会、世界心臓連合、国際動脈硬化学会、国際肥満学会の共同で「Harmonizing Metabolic Syndrome」と称する、臨時の勧告記事が掲載されました。

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それによりますと、従来のメタボリック症候群の定義のうち、腹囲の条件を、必須ではなく他の危険因子と同等に扱おうというものです。この背景には、特に日本で提唱された男性>85cm、女性>90cmという基準が、他の諸国の基準と合致しないこと(他国では女性の方がむしろ厳く定義されています)が大きな要因のようです。勧告論文には我が国から3編の論文が引用されていますが、その一つが大家先生が2008年に執筆された論文です(引用文献12)。
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メタボリック症候群の診断根拠に腹囲を重視してきた本邦においては、この問題は今後も議論が必要ですが、少なくとも私達の実績が国際的にも注目と集めている結果でもあり、循環器疾患の発症基盤となる代謝疾患を扱う私達にとって、この上ない励みとなります。

2009年10月20日 (火)

2009年10月中旬から後半にかけて開催されます研究会、講演会のご案内

2009年10月中旬から後半にかけて開催されます研究会、講演会をご案内致します。多数の先生方のご参加をお待ちいたしております。

Regression SUMMIT
日時 10月22日(木曜日) 午後7時―9時
会場 金沢ニューグランドホテル(金沢市南町4-1)

一般演題 座長 石川県立中央病院 松原隆夫先生 
動脈硬化の最近の話題―COSMOS試験を中心にー 金沢大学循環器内科 川尻剛照先生

血清シスタチンCからみた心腎連関 済生会金沢病院循環器内科     荒木 勉先生

特別講演 座長 金沢大学内分泌代謝内科准教授 武田仁勇先生
CKDの治療戦略―アルブミン尿の意義と出現メカニズムを考える
川崎医科大学 腎臓内科准教授 富田奈留也先生

動脈硬化の進展予防は、高齢化の著しい現在解決すべき最優先課題です。この講演会では、最近発表されました、COSMOS試験を通じて、我が国のおけます動脈硬化進展予防への展望を、心血管、腎臓、そして糖尿病の点などから討論しようとするものです。一般臨床医、専門医は勿論のこと、研修医の先生方にも聴講に最適な講演会です。


高血圧治療UPDATE:ハイリスク制圧への挑戦
日時 10月23日(金曜日) 午後7時30分―9時
会場 ANAクラウンプラザホテル金沢 

講演 座長 金沢大学循環器内科 藤野 陽先生
肥大型心筋症におけるRAS系遺伝子多型の影響 
金沢大学集中治療部・循環器内科 舟田 晃先生

特別講演 座長 金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生
KYOTO HEART Study―日本人におけるRAS系阻害の意義―
京都府立医科大学循環器腎臓内科教授 松原弘明先生

高血圧治療は心血管病予防の観点からも最優先されるべき問題です。なかでもレ二ンーアンジオテンシン関連の薬剤が多用されるようになり、高血圧治療をより科学的に行えるようになりつつあります。「KYOTO HEART Study」を通じた、最新の話題を提供して頂き、問題点を整理する絶好の機会です。


冠動脈疾患をIVUSで診る
日時 10月24日(土曜日) 午後6時
会場 ANAクラウンプラザホテル金沢

司会 金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生
討論者 金沢循環器病院副院長     堀田祐紀先生
    大阪市立総合医療センター   伊藤 彰先生
    小松市民病院         東方利徳先生
    国立病院機構京都医療センター 阿部 充先生

血管病変を観察する手法として、血管内超音波法(IVUS)が数多く用いられています。本会では、主として最近我が国から発表されましたJAPAN-ACSのデータから、IVUSを用いての冠動脈硬化病変の観察と、診断、治療への応用について、この分野のエキスパートの意見を交えながら討論するものです。循環器専門医、またはこれを目指される若手医師には絶好の機会でしょう。


第4回生活習慣病談話会
日時 10月30日(金曜日) 午後7時―9時
会場 ホテル日航金沢

ショートレクチャー 座長 金沢大学内分泌代謝内科科長 武田仁勇先生
「糖尿病の最新の治療戦略―インクレチン関連薬の位置づけを中心として」
金沢大学内分泌代謝内科講師 八木邦公先生

特別講演  座長 金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生
「健康長寿に向けた生活習慣病の包括的アプローチ」
千葉大学大学院医学研究院 細胞治療学教授 横手幸太郎先生

糖尿病治療の困難さを克服する新しい薬剤「インクレチン関連薬」が話題となっています。このテーマを中心に糖尿病治療の最近の話題について講演して頂きます。一般内科医、糖尿専門医、循環器専門医は勿論のこと、若手研修医の先生にも是非聴講して頂きたい内容です。
第6回北陸血管・血液セミナー
日時 10月31日(土曜日) 午後4時
会場 金沢エクセルホテル東急
講演 座長 金沢大学医薬保健研究域医学系細胞移植学 中尾眞二先生
「虚血性心疾患における動脈硬化粥腫進展と血栓症」
金沢大学医薬保健研究域医学系臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生

Meet the Specialist in Kanazawa
日時 11月2日(月曜日) 午後7時―
会場 金沢エクセルホテル東急
講演 座長 金沢大学医薬保健研究域医学系臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生
「Aldosteron Blockade: Opportunities for a reduction in cardiovascular risk」
Bertram Pitt, MD, Professor of Medicine Emeritus, University of Michigan School of Medicine

数々多施設共同研究で名高いPitt教授の講演会を金沢で開催いたします。今回はレ二ンーアルドステロン系に関わる薬剤として再び注目されつつあります、抗アルドスレロン剤を中心として、本剤のもたらす臨床的意義を討論する予定です。循環器内科、内分泌代謝内科の先生は勿論のこと、一般内科医、研修医の先生にとってもまたとない機会です。

2009年10月 9日 (金)

遺伝性多発嚢胞腎(ADPKD)の遺伝子に関する研究論文

当教室員、宮城恭子先生が研究を進めていました、遺伝性多発嚢胞腎(ADPKD)の遺伝子に関する研究論文「A pathogenic C-terminus-truncated polycystin-2 mutant enhances receptor-activated Ca2+ entry via association with TRPC3 and TRPC7.」がJournal of Biological Chemistry(J Biol Chem. 2009 Oct 7. [Epub ahead of print])に受理されました。この論文は宮城先生が予てより興味をもって取り組んできた、ADPKDの遺伝子異常と臨床病態の関連を突き詰めて発表されたもので、彼女が所属しますリウマチ膠原病研究室の臨床を追求する姿勢と、その疑問を解決するための京都大学との共同研究が結実した労作です。

2009年10月 1日 (木)

金沢大学臓器機能制御学教室からの2009年8-9月期発表論文

金沢大学臓器機能制御学教室からの2009年8-9月期発表論文
臓器機能制御学教室での2009年8-9月期に公表されました論文を紹介します(印刷中を含みます)

Division of Cardiovascular Medicine循環器内科
1: Ishihara M, Kojima S, Sakamoto T, Kimura K, Kosuge M, Asada Y, Tei C, Miyazaki S, Sonoda M, Tsuchihashi K, Yamagishi M, Shirai M, Hiraoka H, Honda T, Ogata Y, Ogawa H; Japanese Acute Coronary Syndrome Study (JACSS) Investigators.
Comparison of blood glucose values on admission for acute myocardial infarction in patients with versus without diabetes mellitus.
Am J Cardiol. 2009 Sep 15;104(6):769-74. Epub 2009 Jul 25.
従来から参画しています、Japanese Acute Coronary Syndrome Study (JACSS) Investigators.の一員としての共同研究報告です。急性心筋梗塞で入院加療を受けた症例のうち、糖尿病を背景とした高血糖患者の予後には問題があり、このような症例の厳重な管理が必要であるというものです。

2: Nitta Y, Yamamoto R, Yamaguchi Y, Katsuda S, Kaku B, Taguchi T, Takabatake S, Yamagishi M
Impact of ultra long acting calcium channel blockers on prognosis of coronary artery disease with and without chronic kidney disease: Results from comparison of three different drugs
The Journal of International Medical Research 2009 in press
高血圧を合併した冠動脈疾患患者の予後規定因子としての腎疾患の重要性をしめし、このような症例ではカルシウムチャンネル拮抗薬の選択が特に重要であることを示した臨床論文です。関連病院独自のアイデアでもあり、これからの発展が期待されます。

Division of Endocrinology内分泌代謝内科
4: Oka R, Kobayashi J, Miura K, Nagasawa S, Moriuchi T, Hifumi S, Miyamoto S, Kawashiri MA, Nohara A, Inazu A, Takeda Y, Mabuchi H, Yagi K, Yamagishi M.
Difference between Fasting and Nonfasting Triglyceridemia; the Influence of Waist Circumference.
J Atheroscler Thromb. 2009 Sep 3. [Epub ahead of print]
北陸中央病院内科の大家理恵医長の手による論文です。腹囲、すなわち内蔵脂肪の量により、空腹時と非空腹時での中性脂肪値がことなり、内蔵脂肪が中性脂質代謝を介しての動脈硬化危険因子となることを示した臨床論文です。

5: Oka R, Kobayashi J, Inazu A, Yagi K, Miyamaoto S, Sakurai M, Nakamura K, Miura K, Nakagawa H, Yamagishi M.
Contribution of visceral adiposity and insulin resistance to metabolic risk factors in Japanese men
Metabolism 2009 in press
内蔵脂肪が関わるインスリン抵抗性がいかに、動脈硬化危険因子として重要であるかを示した臨床論文です。従来から理論が先行していた分野に実地臨床家からみた内蔵脂肪の意義を示した点意義深いと思われます。

Diviosion of Gastroenterology 消化器内科
6: Okada T, Mibayashi H, Hasatani K, Hayashi Y, Tsuji S, Kaneko Y, Yoshimitsu M, Tani T, Zen Y, Yamagishi M.
Pseudolymphoma of the liver associated with primary biliary cirrhosis: a case report and review of literature.
World J Gastroenterol. 2009 Sep 28;15(36):4587-92.
原発性胆汁性肝硬変症に伴って発症した偽リンパ腫症例の報告です。この分野でのオピニオンリーダーらしい記載が大変興味深い論文です。

2009年9月 1日 (火)

9月初旬から10月初旬にかけての研究会、講演会のお知らせ

第4回Toyama Cardiovascular Science研究会
日時 平成21年9月11日(金曜日) 午後7時30分―
会場 ホテルニューオオタニ高岡 3F
   高岡市新横町1番地
一般演題:
「虚血性心疾患に対する治療戦略」
高岡市民病院循環器内科部長 平瀬裕章先生
「糖尿病専門外来での脂質異常治療状況」
厚生連高岡病院副院長  亀谷富夫先生
座長:清水内科循環器科クリニック院長 清水邦芳先生

特別講演:北海道大学大学院医学研究科 循環病態内科学教授
     筒井裕之先生
     「慢性心不全に対する治療戦略―現状と将来」 
座長:金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科
     山岸正和先生

一般演題では、生活習慣病に基づく虚血心疾患の治療と管理を、専門医の立場で討論して頂きます。特別講演では、心不全の分野で、臨床、基礎研究のオピニオンリーダーの一人の筒井教授のお話は、研修医、専門は勿論、開業の先生方にとりましても、大変参考になります

治療抵抗性高血圧学術講演会
日時 平成21年9月11日(金曜日) 午後7時30分―
会場 金沢エクセルホテル東急5F
   金沢市香林坊2-1-1
セッション1:
「アンジオテンシンII及びアルドステロンブロッカーによる降圧および臓器保護効果」
富山赤十字病院内科 高田裕之先生
「糖尿病合併治療抵抗性高血圧について」
金沢済生会病院内科 古川健治先生
「原発性アルドステロン症」
金沢大学内分泌代謝内科 米田 隆先生

セッション2:
「日本人の腎疾患に迫るーガイドラインに基づく最適な降圧療法とはー」
京都大学大学院医学研究科 内分泌代謝内科准教授 向山政志先生
座長 金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・内分泌代謝内科准教授
   武田仁勇先生

JSH2009が発表されて以来の、高血圧治療の最近のテーマを、実例など提示しながら討論する講演会です。研修医、専門医は勿論のこと、開業の先生がたにとりましても、明日の臨床に役立つものと思います。

第57回日本心臓病学会年次学術集会
日時 平成21年9月18日―20日
会場 ロイトン札幌
金沢大学グループからシンポジウム4題、一般演題は過去最高の25題(確認分のみ)が発表されます。学会に続きます大型連休を利用しての「遅すぎる夏休み」を楽しまれるのもよいかもしれません。

循環器エキスパートミーティング
日時 平成21年9月26日(土曜日) 17時30分―
会場 金沢ニューグランドホテル 5F
特別講演 
「ARBと心腎連関」
奈良県立医科大学第一内科教授 斎藤能彦先生
座長:金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科 山岸正和先生

パネルディスカッション:ARBによる心血管疾患リスクコントロールはどこまで可能か

「糖尿病患者のマネージメント」 北陸中央病院内科 大家理恵先生

「虚血性心疾患・不整脈患者のマネージメント」 金沢循環器病院 土屋武嗣先生

「慢性腎臓病のマネージメント」 金沢社会保険病院血液浄化療法部 武藤寿生先生

文字通り、全身病としての循環器疾患の管理にARBがどのように貢献しえるかを討論します。研修医、専門医、一般内科医の先生方に必見です。

金沢抗血小板剤研究会
日時 平成21年10月2日
会場 ANAクラウンプラザホテル金沢 3F
   金沢市昭和町16-3
講演
「急性心筋梗塞症例に対するステントの選択と抗血小板剤の現況」
金沢循環器病院 副院長  堀田祐紀先生
座長:金沢大学循環器内科講師 井野秀一先生

特別講演
「アテローム血栓症の概念と抗血小板療法」
東海大学医学部内科系教授 後藤信哉先生
座長:金沢大学医薬保健研究域臓器機能制御学・循環器内科教授 山岸正和先生

虚血性心疾患治療でのステント治療におけます抗血小板療法のジレンマにつきまして、現場からの声と理論を討論します。研修医の先生は勿論、循環器専門医、一般医家の先生方にとりましても、聞きごたえのある研究会です。

高血圧診療UpDate: 高血圧とインスリン抵抗性
日時 平成21年10月15日(木曜日) 午後7時―
会場 ホテル金沢 2F

セッション1:ARBの薬物動態
「尿酸代謝に及ぼすARBの影響」
金沢大学医薬保健研究域薬学系 薬物代謝動態学教授 玉井郁巳先生
座長 金沢大学附属病院薬剤部長  宮本謙一先生

セッション2:ARBの臨床:実地医家と地域連携
「高齢者の高血圧患者に対するミコンビの使用経験」
紺井医院院長 紺井一郎先生

「メタボリックシンドロームと高血圧:端野・壮督町研究を含めて」
札幌医科大学内科学第二講座教授 島本和明先生
座長 金沢大学医薬保健研究域医学系臓器機能制御学・循環器内科教授
山岸正和先生

高血圧診療に関してのアップデートな話題を討論する研究会です。幅広く、ARBの薬剤学から臨床経験。さらに島本教授による高血圧の地域研究の話題など、研修医、専門医は勿論、一般医家の先生方にとりましても待ち望んだ研究会です。尚、この研究会は金沢市医師会、河北郡医師会との共催、石川県病院薬剤師会の後援を受けています。

2009年8月21日 (金)

AHA ACLSプロバイダーコースのご案内

JCS-ITC東海・北陸支部合同富山地区AHA ACLSプロバイダーコースを下記の日程で開催いたします。

日時:
2009年10月3日(土)・4日(日) の2日間
1日目:2009年10月3日(土) 8:50~19:00(予定)
2日目:2009年10月4日(日) 8:30~17:00(予定)
会場: 富木医療器株式会社 富山支店 2階 富山市金屋町767-18

下記URLにて受講生の募集をおこなっております。皆様是非ご応募下さい。
https://www.pac-ec.net/jcs_acls/list/course_detail.asp?SID=551

2009年8月 5日 (水)

金沢大学臓器機能制御学教室からの2009年6-7月期発表論文

臓器機能制御学教室での2009年6-7月期に公表されました論文を紹介します。

Effect of mineralocorticoid receptor blockade on the renal renin-angiotensin system in Dahl salt-sensitive hypertensive rats.
Zhu A, Yoneda T, Demura M, Karashima S, Usukura M, Yamagishi M, Takeda Y.
J Hypertens. 2009 Apr;27(4):800-5.
食塩感受性の強いDahlラットに高食塩を負荷しますと、組織中のレ二ンーアルドステロン系が賦活化し、特に腎臓における糸球体や尿細管の障害を助長することを示した実験論文です。以前食塩摂取量が比較的多い我が国高血圧患者の臓器障害の探る上で大変貴重な基礎データを言えます。尚、筆頭著者の朱先生はこの論文で医学博士を取得され、めでたく母国に帰国されました。

Impacts of Visceral Adipose Tissue and Subcutaneous Adipose Tissue on Metabolic Risk Factors in Middle-aged Japanese.
Oka R, Miura K, Sakurai M, Nakamura K, Yagi K, Miyamoto S, Moriuchi T, Mabuchi H, Koizumi J, Nomura H, Takeda Y, Inazu A, Nohara A, Kawashiri MA, Nagasawa S, Kobayashi J, Yamagishi M.
Obesity (Silver Spring). 2009 Jun 4. [Epub ahead of print]
 日本人におけます、内蔵脂肪と皮下脂肪が各々危険因子におよぼす影響を、膨大な臨床データからまとめ挙げた論文です。中年日本人では皮下脂肪は血圧に関する危険因子になり得るのに対して、内蔵脂肪は高中性脂肪、低HDLコレステロール血症に関わることが示されています。内蔵脂肪増加の臨床的な意義を示した画期的な論文と言えます。

Effects of a high-salt diet on adipocyte glucocorticoid receptor and 11-beta hydroxysteroid dehydrogenase 1 in salt-sensitive hypertensive rats.
Usukura M, Zhu A, Yoneda T, Karashima S, Yagi K, Yamagishi M, Takeda Y.
Steroids. 2009 Jul 28. [Epub ahead of print]
 高血圧が糖尿病前段階であるインスリン感受性低下と関わることはよく知られています。この問題を高食塩食によりもたらされた高血圧ラットを用いて脂肪細胞中のグルココルチコイド受容体や11-beta hydroxysteroid dehydrogenase1の活性から検討したものです。その結果高食塩状態では、グルココルチコイド受容体や11-beta hydroxysteroid dehydrogenase1の活性の変化により、インスリン感受性が変化することが示されました。高血圧を管理する際の食塩摂取の重要性や糖尿病発症の仕組みを探る上で貴重なデータといえます。


Effect of intensive statin therapy on regression of coronary atherosclerosis in patients with acute coronary syndrome: a multicenter randomized trial evaluated by volumetric intravascular ultrasound using pitavastatin versus atorvastatin (JAPAN-ACS [Japan assessment of pitavastatin and atorvastatin in acute coronary syndrome] study).
Hiro T, Kimura T, Morimoto T, Miyauchi K, Nakagawa Y, Yamagishi M, Ozaki Y, Kimura K, Saito S, Yamaguchi T, Daida H, Matsuzaki M; JAPAN-ACS Investigators.
J Am Coll Cardiol. 2009 Jul 21;54(4):293-302.
 我が国で開発されたピタバスタチンとアトルバスタチンの動脈硬化退縮効果を、多施設共同研究として、急性冠症候群症例の動脈硬化病変の評価により検討した論文です。急性冠症候群においては、両スタチンともLDLコレステロールを約35%低下し、この際、血管内超音波法で評価した動脈硬化粥腫容積が平均17%減少しています。また、両スタチン間で、この退縮効果に差を認めませんでした。ピタバスタチンがアトルバスタチンに負けない動脈硬化退縮効果を示した論文として評価されています。

2009年7月23日 (木)

第34回金沢市医師会学術セミナー「血管疾患の最前線:最新の診断から治療まで」開催のお知らせ

当科山岸教授が副会長を務めています、金沢市医師会主催の学術セミナーが来る8月2日(日曜日)に金沢市保健所駅西健康ホール(西念3-4-25)で開催されます。今回は「血管疾患の最前線:最新の診断から治療まで」と題して、末梢血管の動脈硬化についての最新の知見を我が国のトップレベルの先生方に講演して頂きます。参加ご希望の皆様は直接金沢市医師会(076-263-6721)まで連絡ください。

「1.pdf」をダウンロード


2009年7月22日 (水)

リウマチ・膠原病内科 学術講演会のお知らせ

日時:平成21年7月25日(土)17:00~18:50
場所:ANAクラウンプラザホテル 3階「瑞雲の間」
(金沢市昭和町16-3 電話(076)-224-6111(代表))

【講演1】(17:10~17:50)
「レニンアンジオテンシン系のポストゲノム
~遺伝子転写解析から大規模臨床試験へ~」
座長 小野江医院 院長 小野江 為人先生
演者 福井大学医学部 病態制御医学・内科学(3)准教授 此下 忠志先生

【講演2】(17:50~18:50)
「シェーグレン症候群の2つのトピックス
-SICCA国際統一診断基準とIgG4 関連リンパ増殖症候群(IgG4+MOLPS)-」
座長 金沢大学附属病院 リウマチ・膠原病内科 科長 川野 充弘先生
演者 金沢医科大学 血液免疫制御学 教授 梅原 久範先生

リウマチ・膠原病を臨床レベル・分子レベルでみる絶好の講演会です。研修医から専門医の先生まで広くお勧めします。

2009年7月16日 (木)

山岸正和教授の研究成果(J Am Coll Cardiol, 2009; 54:293-302)

当科山岸正和教授が参画されました、スタチン全国共同研究JAPAN-ACSの研究成果がJournal of American College of Cardiology(J Am Coll Cardiol, 2009; 54:293-302)、に掲載されましたhttp://content.onlinejacc.org/cgi/content/abstract/54/4/293。本研究は、我が国で開発されたスタチン製剤でありますピタバスタチンとアトルバスタチンの冠動脈粥腫への効果を、急性冠症候群症例で比較検討したものです。その結果、ピタバスタチンにおいてもアトルバスタチンに劣らない、冠動脈硬化粥腫退縮効果が得られることが示されました。我が国で開発された製剤を我が国において検証した論文として高く評価されています。

7月後半から8月中旬にかけての研究会・講演会開催のお知らせ


青木眞先生講演会
「感染症診療の原則」
7月21日(火曜日)午後6時30分―
金沢大学附属病院外来棟4F 宝ホール
いわずと知れた、研修医、若手医師必須の「レジデントのための感染症診療マニュアル」でお馴染みの青木先生の講演です。初期研修医、若手医師必聴の講演会です。
尚、参加希望の方は事前に 当科助教 松村正巳先生mmatsu@spacelan.ne.jpまで連絡ください。

第3回 北陸糖尿病・血管再生研究会
8月1日(土曜日)午後2時30分―
ホテル日航金沢3F 「ルミエール」

演題 座長 小松市民病院診療部長 上田幸生先生
「ADA2009 in New Orleansより」
金沢大学臓器機能制御学(内分泌代謝内科)講師
八木邦公先生

特別講演 座長 金沢大学臓器機能制御学教授 山岸正和先生
「心筋梗塞治療法の開発・TRの現状:エリススロポエチンによる慢性期心機能改
善効果」
大阪大学大学院医学研究科循環器内科学 南野哲男先生

トランスレーショナルリサーチとしての心筋梗塞治療法開発の新たな側面を講演して頂きます。医学部学生、初期研修医、循環器専門医、内分泌代謝内科専門医の先生に好適な講演会です。

金沢市医師会教育講演会
8月2日(日曜日)午後1時―
金沢市保健所駅西健康ホール
メインタイトル「末梢動脈硬化疾患の診断と治療:最新の話題から」
演者
国立循環器病センター病理部 植田初江先生
金沢大学放射線科      真田順一郎先生
大阪大学先進治療学     南都伸介先生
東京大学血管外科      宮田哲郎先生
信州大学循環器内科     池田宇一先生

末梢動脈硬化疾患の病理、診断から最新の治療学まで、第一線医師による実戦に即した講演会です。

2009年7月 1日 (水)

土田真之先生の学術論文(Circulation Journal 2009;73:1243 -7)

土田真之先生の学術論文Impact of severe earthquake on the occurrence of acute coronary syndrome and stroke in a rural area of Japan (Circulation Journal 2009;73:1243-7)への日本循環器学会誌からのコメントが掲載されました。


既にご承知のように、過日北陸中日新聞の第一面を飾りました、土田真之先生の「大規模地震と循環器疾患関連」論文
http://www.jstage.jst.go.jp/article/circj/advpub/0/advpub_0905070356/_article)に対しまして、日本循環器学会誌からeditorial commentが追記されました(http://www.jstage.jst.go.jp/article/circj/73/7/1195/_pdf)。我が国では、いつ、どこで発生しても不思議でない、大規模地震時におけます循環器系疾患の発生増加の実態と対策にまで言及された素晴らしいコメントです。今回の我々の論文に対してコメントを掲載されました日本循環器学会に改めて敬意を表します。

2009年6月23日 (火)

ダリウォール先生の診断学セミナー

ダリウォール先生の診断学セミナーを開催しました

 さる6月19日,20日とカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)からティアニー先生のお弟子さんである,ダリウォール(Dr. Gurpreet Dhaliwal)先生をお招きし,診断学セミナーを行いました.参加者は本学の学生さん,研修医はもちろん,関東からの学生さん,研修医さんもいらっしゃいました.
 症例検討は,6症例(1例は本学5年生,4例は松村,1例は山岸教授が呈示)を行いました.診断は最後まで明かさない形式でしたが,ダリウォール先生は,全ての症例において,病歴,身体所見の情報から,理論的に診断に至る過程を見事に披露してくれました.さらに,講演では,診断の過程,expertの域に達するには何が必要か,わかりやすく,説得力のある講演をされました.以下は参加者の感想です.

 昨日、今日ととても有意義な日々を過ごせました。先日の勉強会に参加することができ、本当に貴重な体験をしました。ダリウォール先生が実に明解に、論理的に、エレガントに症例の真相に迫っていく姿に憧れるともに、ユーモア溢れる松村先生の日本語訳を聞くのがまた、楽しくて仕方ありませんでした。

昨年から1年経った今、昨年に比して非常にケースの波に乗りながら理解してゆくことができ、非常に楽しかったです。そして、今回はオプショナルのレクチャーで、expertになるには?などといった、ズバッとしたタイトルのものがあり、本当に刺激になりました。彼が良き匠であり、更にそのような道に通ずるための哲学を語って下さることに、大変感動致しました。何より彼のステキなお人柄を感じさせられました。また、その後のケースにそういう観点に視点をおきながら、臨むこともでき、更に面白いものになりました。もう1ケースあっても良かったなぁ、と最後は少々物足りない気分にさえなってしまいました。
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 来年も招聘する予定です.お楽しみに!!
リウマチ・膠原病内科
松村正巳

2009年6月 1日 (月)

大学院生・循環器内科土田真之先生の論文

当科大学院生・循環器内科土田真之先生の論文が、北陸中日新聞の第一面を飾りました。

2009年5月28日は私ども教室員にとって、忘れがたい日となりました。当科大学院生で現在厚生連高岡病院循環器内科で活躍しています、土田先生の顔写真が同日の北陸中日新聞の第一面を飾ったのです、(http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2009052802000157.html)。時勢が時勢だけに、これをご覧になった瞬間、「ドキッ」とされた皆様も大勢いらしたことと思います。筆者も事前通知のない、第一面の記事だけに少々驚いた次第です。さて、既にお知らせしておりますように、この度日本循環器学会誌Circulation Journalに掲載された能登半島地震と循環器疾患に関する内容を要約したものですhttp://www.jstage.jst.go.jp/article/circj/advpub/0/advpub_0905070356/_article。大規模災害に対する、県民、国民の意識の高さを推し量ることができますと共に、本記事を掲載されました北陸中日新聞社に心より敬意を表します。
「tsuchida.pdf」をダウンロード

2009年5月18日 (月)

金沢大学臓器機能制御学教室からの2009年4-5月期発表論文

当教室から2009年4-5月に発表(電子速報版も含む)された論文です。

Huge apertures in the aortic valve due to libman-sachs endocarditis.
Tada H, Kawashiri MA, Watanabe G, Yamagishi M.
Intern Med. 2009;48(10):859. Epub 2009 May 15.
金沢大学循環器内科多田隼人先生はSLEに合併した大動脈弁閉鎖不全症例について記載し、術前の心臓超音波所見、術中所見、術後所見からこの大動脈弁閉鎖不全がSLEに特有なLibman-Sach型心内膜炎に起因する動脈弁穿孔に伴うものであることを示しました
http://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/48/10/859/_pdf 稀な症例で、SLEに伴う心臓弁膜症を診療する際の、留意点として注目されます。

Impact of Severe Earthquake on the Occurrence of Acute Coronary Syndrome and Stroke in a Rural Area of Japan.
Tsuchida M, Kawashiri MA, Teramoto R, Takata M, Sakata K, Omi W, Okajima M, Takamura M, Ino H, Kita Y, Takegoshi T, Inaba H, Yamagishi M.
Circ J. 2009 May 13.
当教室循環器内科(元輪島市立病院内科、現厚生連高岡病院循環器内科)土田真之先生が執筆された、能登半島地震の際、輪島市立病院で治療された狭心症・心筋梗塞(急性冠症候群)と脳血管障害患者の頻度などを、前年、前々年と比較した論文ですhttp://www.jstage.jst.go.jp/article/circj/advpub/0/advpub_0905070356/_article
能登半島地震のごとき、大規模地震の場合には、急性冠症候群や脳内出血の頻度が明らかに増加し、地震そのものによる犠牲者を凌駕しています。また、興味ありますことに、急性冠症候群は地震発生から2週間以内、また脳内出血はその後も一ヶ月程度発生が持続することで、地震発生に伴う循環器疾患の管理の重要性が示されています.

Impact of cystic fibrosis transmembrane conductance regulator gene mutation on the occurrence of chronic pancreatitis in Japanese patients.
Aoyagi H, Okada T, Hasatani K, Mibayashi H, Hayashi Y, Tsuji S, Kaneko Y, Yamagishi M.
J Int Med Res. 2009 Mar-Apr;37(2):378-84.
当教室大学院(現福井県立病院消化器内科)青柳先生が執筆されましたhttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19383231?ordinalpos=3&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_DefaultReportPanel.Pubmed_RVDocSum。日本人における慢性膵炎の発症において、全身性のう胞線維症の発症と関連する遺伝子が関与することを示した論文として注目されます。

Long QT syndrome and associated gene mutation carriers in Japanese children: Results from ECG screening examination.
Hayashi K, Fujino N, Uchiyama K, Ino H, Sakata K, Konno T, Masuta E, Funada A, Sakamoto Y, Tsubokawa T, Nakashima K, Liu L, Higashida H, Hiramaru Y, Shimizu M, Yamagishi M.
Clin Sci (Lond). 2009 Apr 16. [Epub ahead of print]
当教室循環器内科助教林 研至先生の執筆された論文です。最近特に注目を集めています心臓突然死に関わるQT延長症候群の関与を、金沢市内の学童検診の結果からまとめたものですhttp://www.clinsci.org/cs/imps/abs/CS20080528.htm
先天性の遺伝子以上が従来の報告に比し多いことなど、若年者の突然死を理解する上で貴重なデータを提供しています。

An 18-year-old woman with a major complaint of fever that started 4 weeks ago]
Yamagishi M, Kajinami K, Nomura H, Naito T, Matsumura M.
Nippon Naika Gakkai Zasshi. 2009 Jan 10;98(1):179-83.
当教室リウマチ・膠原病内科助教松村正巳先生の執筆です。第56回日本内科学会北陸地方会(山岸正和会長)の際、発表された症例のまとめです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19338103?ordinalpos=5&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_DefaultReportPanel.Pubmed_RVDocSum

Quantitative analysis and characteristics of the electrograms recorded within the non-coronary aortic sinus of valsalva.
Hiramatsu S, Tada H, Sakamoto Y, Kaseno K, Sato C, Irie T, Yokokawa M, Nagase S, Naito S, Kusano KF, Yamagishi M, Ohe T, Aonuma K, Oshima S, Taniguchi K.
Circ J. 2009 May;73(5):838-45.
群馬県立循環器病センター平松先生と当教室循環器内科坂元裕一郎先生との共著論文です。心臓電気生理学検査における大動脈弁non-coronary aortic sinusでの電位記録の重要性が強調されています。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/circj/73/5/73_838/_article


Cholesterol efflux from J774 macrophages and Fu5AH hepatoma cells to serum is preserved in CETP-deficient patients.
Miwa K, Inazu A, Kawashiri M, Nohara A, Higashikata T, Kobayashi J, Koizumi J, Nakajima K, Nakano T, Niimi M, Mabuchi H, Yamagishi M.
Clin Chim Acta. 2009 Apr;402(1-2):19-24. Epub 2008 Dec 14.
石川県立中央病院循環器内科三輪健二先生の執筆による論文です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19135042?ordinalpos=14&itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_DefaultReportPanel.Pubmed_RVDocSum


Marked aortic valve stenosis progression after receiving long-term aggressive cholesterol-lowering therapy using low-density lipoprotein apheresis in a patient with familial hypercholesterolemia.
Tsuchida M, Kawashiri MA, Tada H, Takata M, Nohara A, Ino H, Inazu A, Kobayashi J, Koizumi J, Mabuchi H, Yamagishi M.
Circ J. 2009 May;73(5):963-6.
金沢大学循環器内科土田真之先生(現厚生連高岡病院循環器内科)による症例報告です。家族性高コレステロール血症においては、血漿交換などにより、コレステロールを厳密にコントロールすれば、冠動脈硬化の進展はあるある程度抑制されるが、大動脈弁狭窄の進行は抑制されなかった。家族性高コレステロール血症における大動脈弁狭窄進行の仕組みを考察する上でも興味深い報告です。

2009年4月28日 (火)

ダリウォール先生の診断セミナーお知らせ

今年もティアニー先生のお弟子さんであるダリウォール先生を臨床教育のため招聘します.

ダリウォール(Dr. Gurpreet Dhaliwal)先生は,カリフォルニア大学サンフランシスコ校の極めて優秀な臨床医-教育者です.

ゆっくり,わかりやすいく内科診断学を話されます.

ダリウォール先生の診断セミナー

日時:6月19日(金曜日),20日(土曜日)

会場:金沢大学附属病院9階カンファレンス室

通訳,解説:松村正巳

スケジュール

6月19日(金曜日)

10:00 Case study 1

16:00 Case study 2

18:00 Case study 3

6月20日(土曜日)

10:00 Case study 1

12:30 Lecture: Process of diagnosis

13:30 Case study 2

参加ご希望の方は,臓器機能制御学リウマチ・膠原病内科松村正巳までご連絡ください.
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2009年2月19日 (木)

循環器内科教授山岸正和先生の論文

当教室循環器内科教授山岸正和先生の論文が、アメリカ心臓協会(AHA)・アメリカ心臓学会(ACC)合同で作成されました「不安定狭心症/非ST上昇心筋梗塞患者の管理に関するガイドライン」(原著および邦訳)に引用されています。

アメリカ心臓協会では、日本循環器学会と同様に、循環器診療ガイドラインを定期的に刊行しています。その中で、欧米では勿論のこと、我が国でも発症が急激に増加しつつあります、不安定狭心症/非ST上昇心筋梗塞患者の管理に関するガイドライン2007の邦訳がこのほど刊行されました(2008年12月)。このガイドラインの中での引用文献は 400編近くにのぼりますが、我が国の研究者の手によります研究の引用は僅か8編に留まっています。このように欧米での成績を中心として作成されたガイドラインに金沢大学循環器内科山岸正和教授の原著論文が引用され、診断・治療の指針として注目されています。このような形で世界の循環器臨床に貢献できたことは、循環器内科を標榜します私たちにとりましても、大変な励みとなります。

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2009年2月17日 (火)

2009年2月中旬~3月上旬の研究会、講習会のお知らせ

2月中旬から3月上旬にかけて行われます、研究会、講習会などを紹介します。

1. 第10回北陸血管病変研究会
2月19日(木曜日)午後6時―8時
ホテル金沢2階 ダイアモンド
一般演題: 金沢大学検査部 寺上貴子先生 
      金沢大学生理学 岡本安雄先生
      金沢大学循環器内科 中西千明先生
      
特別講演: 東海大学再生医療学 教授 浅原孝之先生
演題    「幹細胞生物学の血管医学への応用」
見所・聞き所:血管内皮前駆細胞の存在を世界に先駆けて報告し、臨床応用を進められています浅原孝之先生の講演は、この分野を志す、またこれから志そうとする医学生、大学院生、研修医、そして専門医の皆さんにとりまして、大変聞き応えのある内容です。

2. Statin Advisory Bord in Komatsu, Kaga
ACS治療戦略とJAPAN-ACSから得られたこと
2月20日(金曜日)午後7時―
ホテルサンルート小松
話題提供  金沢大学循環器内科 山岸正和先生
座長    芳珠記念病院    森 清男先生
見所・聞き所:高コレステロール血症、動脈硬化性疾患の標準薬となったスタチン系薬剤に関する、最新の話題を巡っての討論会です。研修医、専門医の先生方にお勧めです。

3. 北陸循環器セミナー:循環器UP-TO-DATE(仮題)
3月6日(金曜日)午後7時―
金沢都ホテル
研究報告 金沢大学循環器内科 坪川俊成先生 
「移植細胞の高機能化による細胞治療への展望」
特別講演 京都府立医科大学循環器内科教授 松原弘明先生
  「ARB史上最大規模の試験が語ること」
  見所・聞き所:再生・細胞治療の第一人者のお一人であります、京都府立医科大学、松原弘明先生をお招きしての研究会です。坪川俊成先生の研究報告も楽しみです。医学生、研修医、専門医の先生方にお勧めです。
4. JMCV KANAZAWAシンポジウム
日本人の心血管イベント抑制に対する新たな挑戦
3月14日(土曜日)午後6時―
金沢ニューグランドホテル 4階
講演 東海大学内分泌代謝内科准教授 鈴木大輔先生
「糖尿病、腎臓病の降圧療法の考え方」
座長 福井大学医学部第三内科教授  宮森 勇先生
講演 群馬大学臓器病態内科学教授  倉林正彦先生
「動脈硬化性疾患の制圧を目指した脂質管理」
座長 金沢大学循環器内科      山岸正和先生
  見所・聞き所:Japan Metabolic and Cardiovascular Disease (JMCV)金沢初の講演
会です。動脈硬化性疾患発症・進展を新たな切り口から解説していただき、それらに対します最新の知見を討論する場として、全国的にも注目されています。医学生、研修医、専門医、家庭医の先生方の出席をお待ちしています。

2009年2月12日 (木)

ローレンス・ティアニー先生との鼎談(医学界新聞)

当教室リウマチ膠原病内科の松村正巳先生とローレンス・ティアニー先生、青木眞先生の鼎談が医学界新聞に大きく取り上げられました。

当教室の松村正巳先生と言えば、その名も全国にとどろく、内科診断学教育のエクスパートです。その彼が、これまた内科診断学の世界的権威のローレンス・ティアニー先生の著書「ティアニー先生の診断入門」の邦文訳を出版しました。その記念の鼎談が行われ、医学界新聞に大きく取り上げられました。詳細は2009年2月9日発売の第2817号をご参照ください。

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2009年2月 9日 (月)

2009年2月上旬ー中旬のお勧め研究会のお知らせ

2月上旬ー中旬のお勧め研究会
1. 循環器シンポジウムー心不全Up-to-date in 金沢―
2月12日(木曜日)午後7時―
ホテル日航金沢 4F 鶴の間
特別講演: 松崎益徳先生 (山口大学循環器内科教授)
座長:   山岸正和先生 (金沢大学循環器内科)
講演タイトル「慢性心不全の病態と新しい治療戦略―Caホメオスターシスを中心にー
  見所・聞き所:慢性心不全の仕組みについて、細胞内Ca代謝から語られる、松崎教授の話は、まさに絶品です。医学生、研修医、専門医、そして一般内科医にとりまして、この上ない機会となるでしょう。

2. 金沢肺高血圧懇話会
2月13日(金曜日) 午後7時―
金沢ニューグランドホテル 3F加賀宝生
特別講演: 中西宣文先生 (国立循環器病センターション心臓血管内科医長
座長:   山岸正和先生 (金沢大学循環器内科)
講演タイトル「肺高血圧症、最近の考え方と治療の現状」
見所・聞き所:原発性・二次性肺高血圧症の分野では、国内で圧倒的な症例を経験されています、中西先生の講演は、研修医、専門医は勿論の事、一般内科医の先生や医学生の諸君にとりましても意義あるものとなりましょう。

3. 第18回北陸MMC研究会
2月14日(土曜日) 午後4時―(教育・特別講演は午後5時40分から)
教育講演: 安 隆則先生 (琉球大学薬物作用制御学 准教授)
座長:   宮森 勇先生 (福井大学医学部第3内科教授)
講演タイトル「末梢性動脈疾患におけるリポPGE1を加えた運動療法の効果」

特別講演: 室原豊明先生 (名古屋大学大学院循環器内科学教授)
座長:   山岸正和先生 (金沢大学循環器内科)
講演タイトル「血管新生療法の展望」
見所・聞き所:末梢・微小循環の研究会です。一般演題の加えての上記教育・特別講演は、末梢循環治療への展望を垣間見るに最高の機会です。

2009年1月26日 (月)

診断学セミナーのご案内

医学生,研修医の方達にとって,診断に至る過程というのはわかりにくい分野です.病歴を十分に聴取し,正確な身体診察をし,アセスメントを行い,プランをたてる多くの経験が必要です.そこで,診断過程をともに考えてゆくケーススタディを以下のように実施します.患者さんのどの情報に注目し,鑑別診断を挙げ ,診断を絞り込んでゆくか,一緒に考えてみませんか.

日 時:平成21年2月17日 火曜日 朝8時から
場 所:第2内科医局ラウンジ

Case 6:40歳,男性
全身痙攣で救急搬送!
さあ,診断は?
担 当:松村正巳

2009年1月12日 (月)

医学雑誌medicina(医学書院)に連載始めました

この連載では手を見てわかる所見をわかりやすく,簡潔にお伝えしたいと思っています.一度ご覧いただければ幸いです.

http://www.igaku-shoin.co.jp/misc/medicina/shikkan4601/

medicina
「いかに診るか」をコンセプトに、臨床医の診療に不可欠な情報をプラクティカルにまとめた毎月の特集。幅広い内科診療に共通の知識・技術が満載の増刊号。知識のアップデートと技術のブラッシュアップに直結する内科医必読の総合月刊誌。

2009年01月号 (通常号) ( Vol.46 No.1)
今月の主題 循環器薬の使い方2009
●(新連載)手を見て気づく内科疾患
ボー線,重篤な病態の証拠

金沢大学リウマチ•膠原病内科
松村正巳

2008年12月12日 (金)

診断学セミナーのご案内

医学生,研修医の方達にとって,診断に至る過程というのは最もわかりにくい分野です.病歴を十分に聴取し,正確な身体診察をし,アセスメントを行い,プランをたてる多くの経験が必要です.そこで,診断過程をともに考えてゆくケーススタディを以下のように実施します.患者さんのどの情報に注目し,鑑別診断を挙げ ,診断を絞り込んでゆくか,一緒に考えてみませんか.

日 時:12月16日(火曜日)朝8時から
場 所:第2内科医局ラウンジ 担 当:松村正巳

タイ旅行から帰国した19歳の女性
主 訴:頭痛,発熱,右の頚部痛
さあ,最終診断は?

2008年11月12日 (水)

POSに基づいた症例検討会のお知らせ

スタイン先生が金沢に来られます。


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Gerald Stein 先生
専門:総合内科、リウマチ・膠原病
日本での教育の経験が豊富で亀田総合病院で7年間の教育経験をおもちでいらっしゃいます。
Problem-Oriented Systemを用いた臨床教育には定評があります。

スタイン先生の臨床教育プログラム
シニアレジデント,学生が症例呈示します
12月8日(月)病棟9階カンファレンスルーム
10:30から症例検討1
13:30から症例検討2
15:30から症例検討3
18:30から別会場で関節リウマチの勉強会

理論的に患者さんの問題を解いてゆく、基本を学ぶことができます。
参加ご希望の方はお気軽に
リウマチ・膠原病内科 松村正巳(内線2253)
mmatsu@spacelan.ne.jpに連絡ください

2008年10月29日 (水)

論文採択

当教室講師八木邦公先生の研究がJ Biol Chem誌に掲載されます。

当教室八木邦公講師(血管内皮・再生研究室:糖尿病)の論文が、Journal of Biological Chemistry誌に掲載されます。この仕事は八木講師がアメリカ合衆国ハーバード大学ジョスリンクリニック(糖尿病センター)に留学中になされたもので、抗ストレス分子の一つのヘムオキシゲナーゼ1の作用とインスリンの関連を明らかにしたものです。
Selective regulation of heme oxygenase-1 expression and function by insulin through IRS1/PI3-kinase/AKT-2 pathway.J Biol Chem. 2008 Oct 14. [Epub ahead of print]

2008年10月24日 (金)

10月後半~12月の講演会

1.「とやまバイオセミナー2008」 健康と長寿を支えるバイオテクノロジー

―生活習慣病の早期診断と治療―
10月31日(金曜日) 午後2時―5時30分
場所 名鉄トヤマホテル 4F瑞雲の間
(1) 基調講演―生活習慣病の診断・治療の現状と課題
1.増え続ける糖尿病の予防とその治療―継続は力なり
小林 正先生(富山大学理事、副学長、病院長)
   2.生活習慣病からみた動脈硬化性心血管疾患―最近の話題からー
      山岸正和先生(金沢大学循環器内科)

(2) パネルディスカッションーバイオテクノロジーで生活習慣病を予防・診断・治療する
コーディネーター 松島綱治先生(富山バイオセミナー実行委員長、東京大学教授)
パネリスト    一島志伸氏(富山市福祉保健部理事・次長)
         小林 正先生
         塩井保彦氏(株式会社廣貫堂CEO)
         山岸正和先生

2. 生活習慣病Expert Meeting―糖尿病を考える10月31日(金曜日) 午後7時―
場所 金沢エクセルホテル東急
(1)レジスチンとヒトのインスリン抵抗性
   演者:愛媛大学大学院 分子遺伝制御学教授 大澤春彦先生
   座長:金沢大学脂質研究講座        小林淳二先生
(2)2型糖尿病の病態と薬物治療
   演者:千葉中央メディカルセンター副院長  金塚 東先生
   座長:金沢大学循環器内科         山岸正和先生


3. ティアニー先生の臨床教育プログラムのご案内

11月7日~8日にまでサンフランシスコからLawrence Tierney先生が今年も金大に来られます.総合内科医の真の実力が学べます.

11月7日,金曜日,病棟9階カンファレンスルーム
9:00-10:30 症例検討1
10:30-12:00 症例検討2
13:30-15:00 症例検討3

11月8日,土曜日,ウェルシティ金沢(石川厚生年金会館)相生
10:30-12:00 症例検討1
13:15-14:15 レクチャー:心臓の診察法
14:40-16:00 症例検討2

参加ご希望の方は松村正巳までご連絡ください
金沢大学医学部付属病院リウマチ・膠原病内科 松村正巳
内線2253,E mail: mmatsu@spacelan.ne.jp


4.
Problem Oriented systemを学ぶ機会として,米国フロリダ大学からGerald Stein先生を12月8日(月曜日)に金沢大学にお招きします.

2008年10月17日 (金)

論文採択

動脈硬化研究室(現:富山赤十字病院循環器内科)の勝田省嗣先生の論文がClin Chim Acta誌に採択されました。
低コレステロール血症(低βリポ蛋白血症)は、動脈硬化性疾患のリスクが低く、従来「長寿症候群」と考えられてきました。近年では脂肪肝との関係が示唆され、自験例で低コレステロール血症を基礎とした脂肪肝を経験しました。本研究では新規アポB遺伝子変異を報告し、 日本人低βリポ蛋白血症と脂肪肝との関連を示唆しました。日常診療で生じた疑問に対し、病理・遺伝子レベルで答えを出した素晴らしい臨床研究です。

http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6T57-4THJGP1-1&_user=1029198&_rdoc=1&_fmt=&_orig=search&_sort=d&view=c&_version=1&_urlVersion=0&_userid=1029198&md5=691d7958589e709cff9232ab05a9c870

2008年10月 5日 (日)

単行本「ティアニー先生の診断入門」出版へ

CURRENT Medical Diagnosis & Treatment,The Patient Historyなどの編纂でおなじみティアニー先生による書籍が,今月下旬に医学書院から出版されます.
書籍名は「ティアニー先生の診断入門」です.是非書店にてご覧ください.


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ティアニー先生の診断入門
著者:ローレンス・ティアニー,松村正巳
発行予定:10月下旬
予価:3,150円
医学書院刊

推薦の辞:青木眞,黒川清
第一部 ティアニー先生の診断の入門―診断のプロセス
第二部 Case Study ―診断に至るプロセス
閑話

本書より
私はこの本で,診断のプロセスにおける多くの重要なポイントを記述しようと思います.診断のプロセスは易しくはありませんが,多くの医師が,正しい診断に至るプロセスこそが,診療における最も興味深い部分であると気づいているはずです.診断確定のために最も大切なのは経験であり,決して本から学べるものではありません.しかし,医師が鑑別診断への系統だったアプローチを確立するために学ぶべきことは数多くあり,それらをこの章に書きました.

推薦の言葉,黒川清先生
本のそこかしこに、ティアニー先生のお人柄、素晴らしさ、臨床教育の楽しさ、松村先生の思いが感じ取れる。本書を通して、多くの日本人医師に、内科医「メジャーリーガー」の代表格であるティアニー先生が、診断をどう進め、そこで何を大切にしているかを、学んでいただきたい。

2008年8月 9日 (土)

坂田憲治先生がスタンフォード大学循環器内科に着任しました。

以前お知らせいたしましたように、当循環器内科助教の坂田憲治先生
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がSJMのグラントを獲得し、本年8月1日からスタンフォード大学循環器内科での臨床研究を開始いたしました。

このグラントはSJMが毎年1名を公募しているもので
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坂田先生は数倍もの難関を乗り越え、今回の海外研修を獲得しました。スタンフォード大学では、従来の血管内イメージングに加えて、循環器イノベーション研究を推進する予定でいます。サンフランシスコ方面にお越しの節は、是非スタンフォード大学の彼の元にお立ち寄りください。

2008年7月16日 (水)

講演会、講習会のお知らせ(7月後半~8月前半)

7月後半、8月前半に開催されます、講演会、講習会をお知らせします。


高血圧治療Update
7月17日(木曜日)午後7時―9時
場所 ホテル金沢(JR金沢駅前)2F 「ダイアモンド」
講演:
1. 高血圧治療における抗アルドステロン薬の重要性
金沢大学大学院准教授 内分泌代謝内科 武田仁勇先生
2. 降圧薬としてのCa拮抗薬の現況と展望
慶応義塾大学名誉教授  猿田享男先生
座長:金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生
参加のポイント:日本の高血圧学の第一人者、慶応大学の猿田先生の
講演があります。この講演を聴くだけでも価値があります。


第5回北陸RAAS研究会
7月18日(金曜日) 午後7時―
場所 ホテル金沢(JR金沢駅前) 2F 「ダイアモンド」
特別講演
1. 「がんと生活習慣病治療薬」
 金沢大学消化器乳腺外科教授 太田哲生先生
 座長 金沢大学内分泌代謝内科准教授 武田仁勇先生
2. 「PPAR刺激の臓器障害における役割」
 東京大学検査部講師 下澤達雄先生
座長 金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生
参加のポイント:大変興味ある組み合わせの講演会です。「がん外科」の第一人者の太田先生と内分泌代謝内科、循環器内科のコラボレーションとして聴き応えのある講演会となると信じます。


金沢動脈硬化性疾患フォーラム
7月19日(土曜日) 午後4時―
場所 ホテル金沢 (JR金沢駅前) 
講演
1. エビデンスに基づく我国の脳卒中予防戦略
富山大学神経内科教授 田中耕太郎先生
座長 浅の川病院脳神経センター 広瀬源二郎先生
2. PCI後の後療法と長期予後
帝京大学循環器科教授 一色高明先生
座長 金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生
参加のポイント:動脈硬化性疾患は、特に脳血管、心血管で問題となります。この講演会では、脳血管、心血管における動脈硬化性疾患の診断と最新の治療を一同に会して討論しようとするもので、面白いと思います。


循環器講演会
7月25日(金曜日) 午後7時30分―
場所 ホテル金沢 (JR金沢駅前)
講演
循環器病をめぐる最近の話題:虚血性心疾患に最適なCa拮抗薬は?
富山赤十字病院 循環器内科部長 新田 裕先生
座長 金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生
参加のポイント:第一線の病院で指導者として活躍する循環器専門医による
臨床循環器病学のトピックスを披露して頂きます。研修医の先生に特にお勧めです。


第2回北陸糖尿病・血管再生研究会
7月26日(土曜日) 午後6時―
場所 ANAクラウンプラザホテル(JR金沢駅前)
特別講演
「2型糖尿病のインスリン療法を考える」
順天堂大学教授 河盛隆造先生
座長 金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生
参加のポイント:糖尿病の研究会です。特別講演の河盛隆造先生は、日本における人工膵島開発のパイオニアのお一人で、そのお話は歯切れがよく、若い先生の見本です。研修医の先生にもお勧めです。


Cardiovascular学術フォーラムー血管を標的とした治療の時代へー
8月1日(金曜日) 午後7時―
場所 金沢都ホテル 7F
症例発表 
1. 2次予防患者の脂質管理にローコールを使用した一例
金沢大学循環器内科 高田睦子先生
2. ローコール30mgの使用経験
的場医院院長 的場宗敏先生
特別講演
「アンチエージングからスタチンを考える」
大阪大学大学院医学系研究科 森下竜一先生
座長 金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生
参加のポイント:症例報告を通じて、脂質低下療法の意義を討論します。特別講演を頂きます森下先生はベンチャービジネスの草分けとしても有名で、聴き応えのある講演です。


第16回北陸心不全研究会
8月2日(土曜日)午後3時30分(一般演題発表)
特別講演 午後5時30分―
「心不全と細胞死」
演者 大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科 大津欣也先生
座長 金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生
参加のポイント:特別講演の大津先生は「オートファジー」なる概念から、心不全を仕組みを解明した、今最も注目される循環器医です。循環器研究の面白さを味わうことができます。


(講演会の内容、時間などは予告なく変更される場合がありますので、事前にご確認ください)

2008年7月 9日 (水)

Echo Kanazawa 2008

Echo Kanazawa 2008好評のうちに終了しました。

Echo Kanazawa 2008が去る6月28日(土曜日)、29日(日曜日)の両日、石川県地場産業会館ホールで開催されました。心血管超音波検査の基本から応用、さらに実際の症例を交えての講演は大変効果的であったようで、最終的に会費参加者は 名に登り、主催者として御礼申し上げます。来年は2009年6月20日(土曜日)、21日(日曜日)の両日、JR金沢駅前の石川県立音楽堂での開催を予定いたしております。Echo Kanazawaへのご希望などございましたら、当方までお寄せください。

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1:開会前に参加者も少し緊張気味です。

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2:2階席も埋まる盛況となりました。

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3:ライブ用の超音波機器が用意されました。

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4:実際の症例でのライブは大変好評でした。

2008年7月 2日 (水)

専門医、研修医、医学生にぴったりの講演会・講習会(2008.7)

2008年7月前半に行われる専門医、研修医、医学生にぴったりの講演会・講習会をお知らせします。

第2回原発性アルドステロン症研究会
7月4日(金曜日) 午後7時
場所 金沢エクセルホテル東急 5F 「エクセレントルーム」
講演:
1. 副腎静脈サンプリングによる迅速コルチゾール測定の有用性
金沢大学助教 内分泌代謝内科 米田 隆先生
2. 副腎静脈サンプリング:手技の実際
金沢大学助教 放射線科    眞田順一郎先生

第116回日本循環器学会北陸地方会ランチョンセミナー
7月6日(日曜日) 午後0時―
場所 金沢大学医学部教育棟 1F 第2講義室
講演:
慢性心不全に対する効果的薬物療法の確立―利尿剤を中心としてー
兵庫医科大学循環器内科教授 増山 理先生
座長:金沢大学大学院講師 循環器内科 藤野 陽先生

高血圧治療Update
7月17日(木曜日)午後7時―9時
場所 ホテル金沢(JR金沢駅前)2F 「ダイアモンド」
講演:
1. 高血圧治療における抗アルドステロン薬の重要性
金沢大学大学院准教授 内分泌代謝内科 武田仁勇先生
2. 降圧薬としてのCa拮抗薬の現況と展望
慶応義塾大学名誉教授  猿田享男先生
座長:金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生

金沢動脈硬化性疾患フォーラム
7月19日(土曜日) 午後4時―
場所 ホテル金沢 (JR金沢駅前) 
講演
1. エビデンスに基づく我国の脳卒中予防戦略
富山大学神経内科教授 田中耕太郎先生
座長 浅の川病院脳神経センター 広瀬源二郎先生
2. PCI後の後療法と長期予後
帝京大学循環器科教授 一色高明先生
座長 金沢大学大学院教授 循環器内科 山岸正和先生

(講演会の内容などについては予告なしに変更されることがあります。7月後半の講演会は改めて案内いたします)

2008年5月27日 (火)

専門医、研修医、医学生にぴったりの講習会のお知らせ

2008年6月に行われる講習会をお勧めポイントとともに紹介します。

1.Meet the Specialist in Hokuriku (代謝・内分泌、循環器内科)
日時:平成20年6月2日(月曜日) 19時~20時30分
場所:ANAクラウンプラザホテル金沢
〒920-8518 金沢市昭和町16-3 TEL:076-224-6111
 特別講演
 演題: Early benefits of atorvastatin:implications for pleiotropism
 演者: Peter S Sever.MD
 Clinical Pharmacology and Therapeutics,Imperial College
対象:専門医、研修医、医学生
参加のポイント:血管リスクファクターに関する最新の知見を、本場英国から「英語」講演で聴けます。


2.日本内科学会北陸支部第44回生涯教育講演会
日時:平成20年6月8日(日曜日)金沢大学医学部構内
教育講演会 (午前9時―:十全講堂)
1.ウィルス肝炎診療のポイント
 信州大学消化器内科教授 田中 榮司先生
 座長 金子周一先生
2.メタボリックシンドローム-循環器、代謝、腎、消化器領域での問題 
 大阪大学内分泌代謝内科准教授 船橋 徹先生
 座長 武田仁勇先生
3.全身性炎症としてのCOPDの病態と新規ストラテジー
 奈良県立医科大学呼吸器内科教授 木村 弘先生
 座長 藤村政樹先生
4.循環器領域最新の画像診断
 日本医科大学内科主任教授循環器内科 水野 杏一先生
 座長 山岸正和先生
5.膠原病リウマチ性疾患診療における自己抗体の意義  
 京都大学リウマチ膠原病内科教授 三森 経世先生
 座長 中尾眞二先生
対象:専門医、研修医、学生
参加のポイント:内科学会の教育講演会です。各内科疾患の最新の知見をまとめるには大変よい機会です。


3.第9回初期研修医・学生のための専門医部会オープンカンファレンス
日時:平成20年6月8日(日曜日)金沢大学構内
ランチョン形式での「専門医部会オープンカンファレンス(POSによる症例検討)」
モデレーター 松村正巳先生(金沢大学助教・リウマチ膠原病内科)
       内藤毅郎先生(内藤内科クリニック院長)
時間 午後0時40分から午後1時30分
場所 金沢大学医学部記念館(内科学会北陸地方会第二会場)
会費 無料
内容: POSによる症例検討(1-2例)
尚、本カンファレンスの参加により、内科学会認定更新単位を2単位取得できます。
対象:研修医、学生
参加のポイント:内科学会地方会開催中に開かれます、初期研修医・医学生を対象とした症例検討会です。松村先生、内藤先生の巧みな話術が聞きものです。


4.Gerald Stein先生による若手医師・医学生のための診断学
日時:平成20年6月25日(水曜日)
詳細:追ってお知らせします。
対象:研修医、学生
参加のポイント:昨年も金沢に来られたStein先生による診断学です。研修医、学生には最高の場となるでしょう。


5.感染症診療update2008 講演会
日 時:平成20年6月28日(土) 13:45~16:00
会 場:石川県地場産業振興センター
金沢市鞍月2丁目1番地 076-268-2010
【特別講演】 14:00~16:00
司  会 金沢大学医薬保健研究域 医学系 臓器機能制御学
 助教 松村 正巳 先生
演  題  『感染症診療の原則』
演  者  サクラ精機株式会社 学術顧問
 青木 眞 先生 (感染症コンサルタント)
対象:専門医、研修医、学生
参加のポイント:臨床感染症学のプロ、青木真先生によります講演です。青木先生の囁くような話術に魅了されるリピーターも多いと聞いています。

2008年5月26日 (月)

若手医師のための診断学セミナー

さる5月10,11日と金沢大学において,サンフランシスコ・VAメディカルセンターから総合内科医のグープリ―ト・ダリウォール先生を招き「若手医師のための診断学セミナー」として,計4例の症例検討会を行いました.
ダリウォール先生はティアニー先生のお弟子さんで,際立った臨床診断の実力をお持ちでした.事前の打ち合わせは全くなしの症例呈示に対し,全て正しい診断をつけられました.参加者は驚きの連続だったようです.以下に参加者の感想を引用します.

Dr. Dhaliwalの論理だったproblem-solvingはすごいですね.病歴・身体所見から適切な鑑別診断を組み立てるのは勿論,それらをふまえた上での検査所見の解釈まで,ほれぼれしました.平易な英語を使用していたので,英語の苦手な人でも聴き取れたと思いますので,勉強になったと思います.ところで,5/11のセッションで、”私ならこういって神経内科にコンサルトします”ってありましたよね.ああいう専門医をうならせるコンサルテー ションをしたいですよね~.かっこいいです.

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写真1: 非常にわかりやすい講義で好評でした

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写真2: 真剣にメモをとりながらダリウォール先生の話を聞く参加者の皆さん

循環器内科留学壮行会

5月23日に壮行会が開催されました。

坂田憲治先生はセントジュードメディカルの支援によります、Cardiovascular Research Scholarship Program 2007を獲得して、スタンフォード大学循環器内科に、また村井先生は、これまでの自律神経研究の実績を評価され、カナダトロント大学に留学されることとなり、先日両人の壮行会が開催されました。60名近い参加があり、両人への期待の大きさが窺える会となりました。

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写真1: 送別される二人(向かって左:村井先生 右:坂田先生)

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写真2: 花束贈呈で涙ぐむ直前の2人


2008年5月 5日 (月)

AHA BLS, ACLSコースのご案内

下記日程でJCS(日本循環器学会)-ITC東海支部・北陸支部合同AHA BLS、ACLSコースを名古屋大学医学部で開催いたします。現在受講生の募集を下記URLにて行っております。
日循会員以外の方の受講も大歓迎ですので是非ご応募ください。

7月26日(土) AHA BLS
http://www.j-circ.or.jp/information/acls/acls_jcs_itc_aha_bls_tokai_hokuriku__2008-0726.htm


7月27日(日) AHA BLS
http://www.j-circ.or.jp/information/acls/acls_jcs_itc_aha_bls_tokai_hokuriku__2008-0727.htm


7月26日(土)-27日(日) AHA ACLS
http://www.j-circ.or.jp/information/acls/acls_jcs_itctokai_hokuriku_2008-0726-0727.htm

2008年4月21日 (月)

AHA ACLSプロバイダーのご案内

 日本内科学会認定医および日本循環器学会専門医の認定試験にAHA ACLSプロバイダーコースの受講が必要となりました。

 2008年5月24日(土)25日(日)に名古屋大学医学部にてJCS(日本循環器学会)-ITC第5回東海支部・北陸支部合同AHA ACLSプロバイダーコースが開催されます。受講生の募集を下記URLにて行っております。
受講希望の方、締め切りは4月25日(金)までですのでお早めにお申し込みください。

http://www.j-circ.or.jp/information/acls/acls_jcs_itc_tokai_hokuriku_5.htm

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