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2009年4月 6日 (月)

金沢大学循環器内科グループ活躍速報

金沢大学循環器内科グループ活躍速報:第73回日本循環器学会学術集会(大阪)およびアメリカ合衆国心臓学会(ACC,フロリダ州オーランド)


既に何度かご紹介していますように、去る3月、日本循環器学会学術集会とアメリカ合衆国心臓学会年次学術集会(ACC)が相次いで開催され、金沢大学循環器内科グループから多くの学術研究教育発表がなされました。大阪での日本循環器学会(3月20-22日)では、発表の花形のシンポジウム、プレナリーセッション、トピックなどに5題、また一般演題にはグループとして総計20題近くの発表がありました。シンポジウムでは林 研至先生(金沢大学助教)の「2次性QT延長症候群に関わる危険因子」(写真1)、
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シンポジウムで満場の聴衆の前で発表する林先生
道下一郎先生(横浜栄共済病院循環器内科)の「脂質低下療法と動脈硬化粥腫」、また今回の超目玉であります大家理恵先生(北陸中央病院内科)の「メタボリック症候群に関わるリスクファクター」には600名を超える聴衆が参加し、活発な討論がなされたことが印象的でした。一般演題では、ポスター発表が中心でしたが、土田真之先生(金沢大学大学院)の「ステント除去システムの開発」(写真2)や新しく採用されたE-ポスターでの多田隼人先生(金沢大学大学院)の発表(写真3)が特に注目をあつめていたようです。
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独自デバイスの土田先生(左)とE-ポスターの多田先生(右)
また、これまで以上に関連病院の先生方の発表も活発で、郭 文治先生(富山赤十字病院循環器内科)、原城達夫先生(高岡市民病院循環器内科、現加賀市民病院内科)、堀田祐紀先生(金沢循環器病院)(写真4)、三輪健二先生(トピック、石川県立中央病院循環器内科)、村上達明先生(福井循環器病院)の発表などが特に目を引いていました。このように関連病院の先生方の活躍が目立つようになったのも、金沢大学循環器内科グループ全体のレベルアップの結果と想われ、益々の発展が期待されます。
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関連病院発表常連の堀田祐紀先生は得意のインターベンションのセッションでの発表。
 日本循環器学会での発表興奮も冷めない翌週(3月29-31日)にACCがオーランドで開催されました。折からの世界不況の影響が心配されましたが、予想通り、アメリカ国内、欧州からの参加者がかなり減っていたようです(写真5)。
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会場となったオーランドコンベンションセンター。ともかくでかい。
反面、日本からの参加者が相対的に多い中、私たちの仲間が果敢に英語での発表に挑戦しました。日頃は口数の少ない舟田 晃先生(金沢大学大学院、現救急部助教)による「肥大型心筋症と心房細動」には何故か多くの女性医師からの質問があり(写真6)、うまく反応しておられたようです。
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何故か女性からの質問が集中した舟田先生のポスター
ポスターによる発表ではタイトル部分を持参するのを忘れることが多く、事前のチェックが肝要なことは古くから先輩諸氏から言い伝えられていることですが、坪川俊成先生(金沢大学大学院)は予想どおり、手書タイトルでの発表となりました(写真7)。留学中のスタンフォード大学から参加した坂田憲治先生の発表には長い討論時間がさかれました(写真8)。
7 8手書きのポスタータイトル(左)と1時間以上の討論(右)
今回のACCでの特筆すべき事に、林 研至先生の「QT延長症候群に関わる新たな原因遺伝子に関する研究」が、優秀アワードにノミネートされたことが挙げられます(写真9)。臨床重視のACCのアワードに、日本人研究者が指名されることは少なく、私たちの金沢大学循環器内科グループの臨床研究レベルの高さの示したものと言えます。
9優秀アワードポスターに指定され、最終採点者に解説する林先生
また、山岸正和教授が「Stress-induced cardiomyopathy」と題したLuncheon with meet expertsのセッションでアメリカ合衆国、ドイツの臨床医とともに、90分に及ぶ症例検討を行ったことも注目されます(写真10、11)。学会発表といいますと、とかく研究発表に重きがおかれる印象がありますが、特に臨床教育にも重きをおくACCでの臨床症例検討の場に私たち金沢大学循環器内科の仲間が積極的に関わることができましたことは、日頃の臨床教育や、研究診療レベルの高さを評価されてのことと思われます。循環器内科を標榜します私たちにとりましては、何よりの誇りでもありますし、励みとなります。
10 11Luncheon Meet Expertでの討論
オーランド市はディズニーワールドがあることでも有名ですが、今回はご家族同伴での発表もあったようで、学会終了後にディズニーワールドやNASA宇宙センターを訪問された方も多かったようです。日頃希薄になりがちなご家族との時間を過ごすという意味でも有意義な学会でした(写真12,13)。来年のACCはアトランタ市での開催予定です。日本循環器学会と同様、関連病院を含めて一人でも多くの仲間と参加し、大いに語り合いたいものです。
12 13 オーランドの場所がらファミリーサービスも、、、

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